【iDempiere Lab】Pleiades2021でTychoのインストールでエラーになった場合の対応

iDempiere/JPiereの開発環境を構築する際に、オススメしているのがPleiades2021です。しかし、Pleiades2021を使用すると、2023年4月上旬時点で、Tyhcoのインストールの際に下記のエラーが表示されるようになってしまいました・・・。T.T

◆'ソフトウェアのインストール中'に問題が発生しました。

インストールする項目の収集中にエラーが発生しました

セッション・コンテキスト:(プロファイル=epp.package.jee、フェーズ=org.eclipse.equinox.internal.p2.engine.phases.Collect、オペランド=、アクション=)。

処理ステップの結果。

OK

OK

OK

Public key not found for 810cecf8ba271008.

OK

処理ステップの結果。

OK

OK

OK

Public key not found for 810cecf8ba271008.

OK

このコンテンツでは、上記のエラーに負けずに( `ー´)ノ Tyhcoをインストールする方法について調査及び研究し、その成果をまとめています。

手順

手順1:使用可能なソフトウェア・サイトの全削除

ウィンドウ > 設定

表示されたポップアップウィドウで、「インストール/更新」の「使用可能なソフトウェア・サイト」を選択する。

ここで表示されている、使用可能なソフトウェア・サイトを全部いったん除去します。

 Tychoに関係しそうなところで、「org.sonatype.tycho.repository」だけを除去してもエラーは解決できませんでした。どこかしらのサイトが含まれていることでエラーになっているのだと思いますが特定するのが大変なので(^^; いったん全削除します。

 「Shiftキー」を使用して全部選択し、「除去」ボタンを押して、すべて除去して下さい。
除去する前に、エクスポートしておくと、「bookmarks.xml」というXMLファイルで保存されて、インポートすることで復元できますので、除去する前にエクスポートしておくことをオススメします。

すべてを除去すると下記のような感じになります。

 

手順2:Tychoのインストール

「手順1:使用可能なソフトウェア・サイトの全削除」を実施したら、手動でTychoをインストールします。

ヘルプ > 新規ソフトウェアのインストール

【iDempiere Lab】Tychoを手動でインストールする のコンテンツを参考にTyhcoをインストールします。

iDempiere/JPiere9の開発環境を構築している場合は、ロケーションは「https://repo1.maven.org/maven2/.m2e/connectors/m2eclipse-tycho/0.9.0/N/LATEST/」を設定して下さい。

 

手順3:使用可能なソフトウェア・サイトをもとに戻す(任意)

手動でTychoをインストールしたらEclipseを再起動して、全削除した使用可能なソフトウェア・サイトを元に戻しましょう。

ウィンドウ > 設定

消したはずのサイトがいくつか既に復活していますが、気にせずにインポートボタンを押して、「bookmarks.xml」ファイルを読み込みます。

 

これで、通常通り、開発環境の構築ができるはずです。

参考サイト