JPiere6.2 2019年5月バージョン
JPiere6.2-2019年5月バージョンで追加された機能
JPiere6.2-2019年5月バージョンで更新及び改善される機能
【JPIERE-0264】一覧レポートの表示レコード数の制限
レポートの表示件数を超えた場合に、その旨をレポートの最後に表示するように改修しました。
【JPIERE-0161】期末在庫評価 - 在庫評価計算伝票
【ポイント】色々な期間を指定して、在庫評価がシミュレーションできるように改修しました。
◆2019年4月23日
先入先出法(FIFO)と後入先出法(LIFO)の在庫評価方法の際に、期間中の仕入の金額で評価しきれなかった場合、これまでは標準原価の"現在の原価"で評価していたのを、次のいずれかの方法で評価するように改修しました。
①期首在庫となる在庫評価計算伝票が指定されている場合
->期首在庫となる在庫評価計算伝票の対応する明細に入力されている在庫評価単価を使用します。
②期首在庫となる在庫評価計算伝票が指定されていない場合
->在庫評価プロファイルに設定されているプライスリストの前回評価日付のバージョンから該当する品目価格の標準価格を在庫評価単価として使用します。
③上記のいずれにも該当しない場合
->標準原価の”現在の原価”を在庫評価単価として使用します。
【JPIERE-0194】期末在庫評価 - 総平均原価の計算
【ポイント】色々な期間を指定して、在庫評価がシミュレーションできるように改修しました。
◆2019年4月23日
平均発注単価と平均請求単価の"総平均"の在庫評価方法の際に、期首在庫の評価額と在庫数量を期首在庫となる在庫評価計算伝票からのみ取得していたのを、次のいずれかの方法で取得するように改修しました。
①期首在庫となる在庫評価計算伝票が指定されている場合
->期首在庫となる在庫評価計算伝票の対応する明細に入力されている在庫評価単価と帳簿数量を使用します。
②期首在庫となる在庫評価計算伝票が指定されていない場合
->期首在庫の数量は前回評価日付の組織在庫のタイムスタンプから取得します。 ->在庫評価単価は、在庫評価プロファイルに設定されているプライスリストの前回評価日付のバージョンから取得します。該当するデータが無い場合は、標準原価の”現在の原価”を使用します。 ③上記のいずれにも該当しない場合
->期首の時点では在庫は存在していなかった事になります。
【JPIERE-0169】期末在庫評価-在庫評価用プライスリストの更新
◆2019年4月23日
在庫評価用プライスリストへのコピーをこれまでは、品目原価からしかできなかったのを、在庫評価計算伝票明細の在庫評価金額をコピーできるように修正しました。
【JPIERE-0433】見積と契約テンプレートから契約書を作成
◆2019年1月20日
契約内容明細を作成する際に、コピー元の情報を見積伝票の明細にするか契約内容明細テンプレートにするか選択できるようにしました。
JPiere6.2-2019年5月バージョンで修正される不具合
【PIERE-0427】契約テンプレートの細分化
契約テンプレートを細分化するにあたり、契約内容テンプレートの親データとして、契約書テンプレートがある前提のbeforeSave()メソッドの処理で、ヌルポの例外が発生していたのを修正しました。
プライスリストのバージョン毎の品目価格設定の不具合
JPiereで追加した下記の伝票において、プライスリストのバージョン毎の品目価格設定が伝票入力時に反映されない不具合を修正しました。
- 契約内容 … 伝票日付でプライスリストのバージョンを判定するように修正。
- 契約内容テンプレート … ログイン日付でプライスリストのバージョンを判定するように修正。
- 見積伝票/手書伝票 … 注文日付でプライスリストのバージョンを判定するように修正。
- 売上計上伝票/仕入計上伝票 … 注文日付でプライスリストのバージョンを判定するように修正。