JPiere5.1 - 20181031バージョン情報

JPiere5.1 - 20181031バージョンで追加された機能

JPiere5.1 - 20181031バージョンで更新及び改善された機能

【JPIERE-0230】品目マスタ検索ウィンドウのFactoryクラスの制御

システムコンフィグ設定で、JPiereの品目マスタ検索ウィンドウを使用するか、iDempiereオリジナルの検索ウィンドウを使用するか切り替えられるようにしました。

◆システムコンフィグ設定:JP_PRODUCT_INFOWINDOW

  • Y … JPiereの品目マスタ検索ウィンドウを使用する
  • N … iDempiereオリジナルの検索ウィンドウを使用する

【JPIERE-0302】入金データ取込みウィンドウでインポートファイルローダーを使用してデータをインポートと処理しやすいようにしました。

入金データ取込みウィンドウは、プロセスを使ってファイルをインポートする想定でしたが、色々なフォーマットに簡単に対応できるようにインポートファイルローダーを使用してインポートできるようにしました。具体的な、読取専用のフィールドを更新可能に変更したり、初期値を設定するなどして、インポートファイルローダーで取り込むデータが最小限になるようにしました。

【JPIERE-0101】全銀協規定フォーマットのデータ(FBデータ)作成

システムコンフィグ設定("JP_JAPAN_PAYMENT_EXPORT_ENCODING")で文字コードを指定できるようにしました。デフォルト値は"Shift_JIS"です。

インポートプロセスにユーザー識別情報を選択できるように改善

データをインポートする際には、ユーザー情報を含めてインポートする必要がある場合があります。しかしながらユーザーを識別するための情報は歴史的な経緯があり、あいまいな状態になってしまっています。そこでJPiereではユーザーを識別するための情報をインポートする際に選択できるように改善しました。

◆ユーザーを識別するために選択できる情報

ユーザーを識別するための選択肢として、リストバリデーション(JP_ImportUserIdentifier)を登録しています。

  • EM:Eメール(EMail)
  • NA:名称(Name)
  • VA:検索キー(Value)
  • VE:検索キー(Value) + Eメール(EMail)
  • VN:検索キー(Value) + 名称(Name)
  • VZ:検索キー(Value) + 名称(Name) + Eメール(EMail)

◆改善したインポートプロセス

【JPIERE-0185】見積伝票から受注伝票作成

見積伝票から受注伝票を作成する際に、次のカラムの情報を見積伝票から受注伝票へコピーしないように明示的に実装しました。

  • Ref_Order_ID…受注伝票でカウンター伝票の情報として使用するため
  • Link_Order_ID…受注伝票で直送の情報として使用するため
  • Ref_OrderLine_ID…受注伝票でカウンター伝票の情報として使用するため
  • LinK_OrderLine_ID…受注伝票で直送の情報として使用するため

【JPIERE-0363】契約管理

◆契約テンプレートから契約内容作成プロセスの改善

  • 契約テンプレートの契約カレンダー選択リストに設定されているカレンダーが1つの場合、契約内容や契約内容明細に自動設定する。
  • 契約テンプレートの契約処理マスタ選択リストに設定されている契約処理マスタが1つの場合、契約内容や契約内容明細に自動設定する。

その他