はじめようJPiere(ジェイピエール)

システムを上手に活用するためには、そのシステムを理解する必要があります。そのため、この"はじめようJPiere"では、iDempiereJPiereを概要的に理解し、基本的な操作ができるようになる事を目標に、その道筋を紹介したいと思います。

iDempiereトレーニング研修

予備知識

JPiere(ジェイピエール)を活用するためには、そのコアとなっているiDempiereと、iDempiereを含む、Compiere Distributionの事をある程度知っておく事は重要です。まずは、下記のコンテンツをご一読下さい。

低コスト経営を実現するためのOSS ERP iDempiereの活用法

上記のコンテンツを読むと、iDempiereに至るまでの歴史や、活用のポイント、システム的な特徴を概要的に把握する事ができます。そして、それを踏まえてJPiereの概要も抑えておいて下さい。

インストール

JPiereのインストールはiDempiereのインストールとまったく同じ方法です。推奨環境とリストアするダンプファイルに気を付けて下さい。

JPiereドキュメント

iDempiereは非常に大きなシステムですので、一朝一夕に理解できるものでありませんが、JPiereの各種ドキュメントを作成していますので、理解の手助けになれば幸いです。

このJPiereドキュメントは、JPiereの標準的な使い方やJPiereに施したカスタマイズの説明資料ですが、エンドユーザーの操作マニュアルとして加筆修正して使用する事も想定しています。JPiereのサポーターは、無料でこのドキュメントを使用し、自由に加筆修正する事ができます。

【補足説明】JPiereドキュメントは随時更新しています!!

iDempiereは非常に大きなシステムであるため、その機能を全て記述するのは非常に大変です。いきなり全ての事項を記載しようとするのは現実的ではありません。そのためJPiereドキュメントでは、JPiereに施したカスタマイズ部分を中心に記載できるところから記載し、随時更新しています。ゆくゆくは想定業務フローや、iDempiereの標準機能についての説明も加えていく予定です。

 

見積管理

 

◆発注管理

◆入荷管理

◆仕入請求管理

 

JPiere/iDempiereを実際に使いはじめるには、初期設定を行う必要があります。しかし、その初期設定をゼロから行うには、それ相当の労力と知識、経験が必要です。そこで、JPiereでは、デモクライアントである株式会社OSS ERP Solutionsの設定をそのまま流用して、デモデータだけを削除するプロセス(バッチ処理)を用意しています。このプロセスを実行すれば、簡単にJPiere/iDempiereを使いはじめる事ができます。

【補足説明】iDempiere & JPiere を活用したい方&学びたい方へ

iDempiereとJPiereはオープンソースのため、ソースコードを読んだり、インターネットに散見される情報を拾い集めて学習する事は可能ですが、それには膨大な時間と労力が必要です。そして、独学ではなかなか全体像が把握できず、木を見て森を見ず"という状態に陥りやすくiDempiereとJPiereを正しく理解し活用する事は困難でしょう。

そこでJPiereの母体となっている、iDempiereをよりよく知ってもらい上手に活用して欲しいという思いから、オープンソースのERP iDempiere(アイデンピエレ)を体系的に学べるトレーニング講座を用意していいます。iDempiereのトレーニングを受講して頂く事で、効率よくiDempiereを学ぶ事ができ、不用意なトラブルを未然に防ぐ事にもつながります。