JPiereのリポジトリについて
開発環境を構築するにあたり、ソースコードはリポジトリより取得する事をオススメします。そこで、ここではJPiereのリポジトリについて説明します。
JPiereのリポジトリは、2019年12月よりGitHubに移転しています。
GitHubのJPiereのiDempiereリポジトリ
GitHubのJPiereアカウントにあるiDempiereリポジトリは、iDempiereコミュニティーのリポジトリと月に1回程度を目安に同期をとっているリポジトリです。最新のJPiereは、このiDempiereリポジトリの最新のメンテナンスバージョンのブランチで動作するようにメンテナンスしています。
【注意】Default(Master)のブランチは開発用のブランチです。
iDempiereコミュニティーでは、iDempiere5.1よりDefault(Master)のブランチを次期バージョンに向けた新機能の開発用のブランチとして使用しています。メンテンナンスバージョンのブランチとは基本的に、ブランチの中で最も数の大きなバージョン番号が付されているブランチです。
【補足説明】JPiereのバージョンアップ
JPiereは月に1回程度を目安に、最新のメンテナンスバージョンのiDempiereで動作するようにメンテンスしています。そのため、最大で1ヶ月程度は、最新のiDempiereのメンテナンスバージョンのソースコードとタイムラグが発生する事になります。
そのため、iDempiereコミュニティーのリポジトリを利用してソースコードをクローンしてダウンロードした場合、タイムラグの期間分は独自にメンテナンスして頂く必要があります。具体的には、マイグレーションスクリプトの適用です。タイムラグの期間にマイグレーションスクリプトがあった場合には、それを適用して下さい。
JPiereベースプラグイン(JPBP)
JPiereにおいて必須となるJPBP(JPiereベースプラグイン)を管理しているリポジトリです。
JPiereコンフィギュレーションズ(JPCS)
JPiereにおいて必須となるJPCS(JPiereコンフィギュレーションズ)を管理しているリポジトリです。JPCSの実態はPostgreSQLのダンプファイルです。JPiereの開発環境を構築する際には、必ずJPCSで管理しているPostgreSQLのダンプファイルを使ってデータベースをリストアして下さい。
JPiereのダンプファイル
最新のJPiereのソースコードを使用する場合、PostgreSQLのダンプファイルも最新のダンプファイルを使用してリストアする必要があります。
JPiereのダンプファイルは、JPCS(JPiereコンフィギュレーションズ)のリポジトリで管理しています。
JPCSのリポジトリの直下のdataフォルダの中にある、ExpDat.jarファイルがJPiereの最新のダンプファイルになります。
JPiereモディフィケーションズ(JPMS)
JPMS(JPiereモディフィケーションズ)を管理しているリポジトリです。JPMSはなくても、システム的には動作しますが、より快適にJPiereを利用するためにJPMSを使用する事をオススメします。
JPiereフラグメンツ(JPFS)
JPFS(JPiereフラグメンツ)を管理しているリポジトリです。JPiereのデザインなどのデータが含まれています。
JPPS(JPiereプラグインズ)のリポジトリ
JPPSのリポジトリはその分類上、機能毎に1つのリポジトリがあります。
◆jpiere.plugin.groupware
JPiereのグループウェアのリポジトリです。
◆jpiere.plugin.webui.dashboardgadget (※Ver7.1まで)
【JPIERE-0110】お知らせガジェットのリポジトリです。お知らせガジェットは、Ver8.2よりJPiereグループウェアのプラグンに統合されています。そのため、このリポジトリは現在はメンテナンスしていません。
◆jpiere.plugin.webui.wysiwygeditor (※Ver7.1まで)
【JPIERE-0109】WYSIWYG Editorのリポジトリです。WYSIWYG Editorのプラグインは、Ver8.2よりJPiereグループウェアのプラグインに統合されています。そのため、このリポジトリは現在はメンテナンスしていません。
Japanese Translation
iDempiereとJPiereの日本語訳のXMLデータを管理するリポジトリです。