JPiere 共通基本操作に関連するカスタマイズ
ここではオープンソースのERP iDempiere(アイデンピエレ)の日本商慣習対応ディストリビューションである、JPiere(ジェイピーエール)に施されている共通基本操作に関するカスタマイズについて紹介しています。
この共通基本操作に関するカスタマイズは、JPiereの大きな特長のひとつです。ユーザーエクスペリエンス(UX)を向上させるプラグインを多数用意しています。
ZK Window Xシリーズ
iDempiereのユーザーインターフェースは汎用的にデータを入力するUIとしては、とても良く出来ています。しかしまだ改善の余地はありますし、目的に特化した画面もあったら便利です。そこで、JPiereでは現在、操作性を向上させるUIとして次の3種類のUIを用意しています。
X1:フォームウィンドウ
一覧表示で1レコードの内容を複数行で表示できるようにするプラグインです。横スクロールしなくても、多くの情報を確認する事ができます。
X2:マトリクスウィンドウ
マトリクスウィンドウでは1つのデータベーステーブルのデータ入力を、X軸となるカラムとY軸となるカラムを指定する事により、クロス集計のような表形式にして行う事ができます。
X3:シンプルインプットウィンドウ
シンプルインプットウィンドウは、1つのデータベーステーブルへのデータ入力をできるだけ簡単(省力的)に行う事を目的に作られたUIです。1つのデータベーステーブルへのデータ入力に特化する事で、より簡単に、より素早くスプレッドシートに似た操作感覚でデータを入力する事ができます。
X4:ピボットウィンドウ
ピボットウィンドウは、JPiere/iDempiere上でエクセルのピボットテーブルを作成し表示する事ができます。
お知らせガジェット
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