JPiere債権債務と資金管理カスタマイズ
ここではオープンソースのERP iDempiere(アイデンピエレ)の日本商慣習対応ディストリビューションである、JPiere(ジェイピーエール)に施されている債権債務と資金管理のカスタマイズについて紹介しています。
JPiereの債権債務管理と資金管理に関連する主なカスタマイズ
異なる取引先マスタ間での債権債務の消込
売上/仕入請求伝票(AP Invoice/AP Invoice)の取引先と入金/支払伝票(Payment)の取引先が異なる取引先マスタであっても債権債務を消込む事ができる消込処理画面を作成しました。
支払期日計算の適正化
支払期日を計算する関数を、日本の商慣習にあるように月末等の計算を適正化しました。また休日を考慮する事もできるようにしました。
全銀協規定フォーマットのデータ(FBデータ)作成
まため支払伝票の作成準備ウィンドウから、全銀協規定フォーマットのデータ(FBデータ)を作成できるようにしました。
【JPIERE-0105】複数締日対応
日本には五十払い(ごとばらい)といわれるような、ひと月に複数の締日を設けて支払いを行う商慣習が存在します。JPiere(ジェイピエール)は日本の商慣習に対応する事を目的としているため、五十払いのようなひと月に複数の締日のあるケースを適切に処理することのできるようにしました。
入金データインポート
入金データをインポートし各種伝票とマッチング(自動消込)できるようにしました。