従業員が立て替えている会社の経費を精算するのを目的として仕入請求伝票です。
従業員が立て替えている会社の経費は、小口現金でその場で精算することもあるかと思いますし、後日従業員の口座に振り込むようなこともあると思います。
小口現金で精算するような場合は、【JPIERE-0569(v9)】出納帳(簡単入力:小口現金用)ウィンドウを使用することを想定しています。
この【JPIERE-0570(v9)】仕入請求伝票(簡単入力:従業員立替経費精算用)ウィンドウは、従業員の口座に振り込むような場合を想定しています。
仕入請求伝票(簡単入力:従業員立替経費精算用)ウィンドウ
仕入請求伝票(簡単入力:従業員立替経費精算用)ウィンドウは、従業員が立て替えている経費を、従業員本人が入力することを想定しているため、入力する情報は必要最低限の情報として誰でも入力できるようにしています。必要に応じて、管理項目を追加して活用して下さい。
仕入請求伝票タブ
仕入請求伝票タブでは、ログインユーザーと結びついている取引先の情報をしか表示されないようにしています。わかりやすく言い換えるとログインユーザーが精算した伝票しか表示されないようにしています。他の従業員の精算データを参照できないように制限しています。
新規にデータを登録する際には、新規作成ボタンを押すだけで必要な情報は全て入力されている状態になります。必要に応じて請求日付などを変更することはできるようにしていますが、特に変更が無ければ、新規作成ボタンを押してそのまま保存ボタンを押してデータが保存できるようにしています。
◆従業員[C_BPartner_ID]
普通の仕入請求伝票は、"取引先"と表示されているフィールドを"従業員"と変更しています。
ログインしているユーザーの、ユーザーマスタの取引先フィールドに設定されている取引先が自動入力されるようになっています。
仕入請求伝票明細タブ
仕入請求伝票明細タブも必要な項目を最低限入力すれば良いようにしています。摘要科目を必須入力にしており、品目マスタフィールドは画面上には表示していません。従業員は立て替えた経費に該当する摘要科目を選択入力することを想定しています。
ユーザーは、摘要科目と数量、単価、税金情報を入力するだけで明細を登録することができます。
