JPiere会計レポートBS残高キューブのデータを使用したピボットウィンドウです。期間毎にBS残高を保持しているJPiere会計レポートBS残高キューブのデータをピボットウィンドウで自由にクロス集計する事ができます。
【ポイント】BS勘定科目の残高の期間比較が簡単にできます‼
JPiere会計レポートBS残高キューブピボットの1番の活用方法は、BS勘定科目の残高を期間毎に簡単に比較できる事です。取引先別の売掛金残高比較などは簡単に行えます。
検索条件
◆JP会計レポートキューブ(必須)
ピボットウィンドウの対象となるJPiere会計レポートキューブをひとつ選択します。JPiere会計レポートキューブは、"JPiere会計レポートキューブ計算"プロセスを実行すると、最新の状態になりますので必要に応じて、JPiere会計レポートキューブピボットを使用する前に実行しておいて下さい。
◆会計スキーマ(必須)
会計レポートキューブピボットで集計対象となる会計スキーマを1つ選択します。
◆グループ法人マスタ(任意)
組織情報タブに法人マスタの設定がされている場合、その法人マスタを選択する事ができます。
◆転記日付From(必須) ~ 転記日付To(必須)
JPiere会計レポートキューブの転記日付は、仕訳が属する期間の開始日付が自動設定されます。そのためここでは集計したい"期間"の開始日付をFrom~Toで指定する事になります。しかしながら実際の運用上は、集計したい期間の開始日付と終了日付を入力するような意識で問題はないでしょう。※指定した転記日付までの仕訳を集計して表示するわけではないので注意して下さい。あくまでも期間単位での集計となり、転記日付には集計したい期間の開始日付を入力します。
【ポント】分析軸の中に”期間"を入れる
JPiere会計レポートBS残高キューブは、期間毎にBS残高を持っていますので、複数の期間を合算した数値には意味はありません。期間毎に比較してこそ意味がありますので、分析軸の中に必ず期間を指定するようにするか、1つの期間だけに絞り込んで数値を表示するなりして活用して下さい!!
カスタマイズ情報
ビュー
◆Fact_Acct_BS_JP_V
カスタマイズ履歴
2024年11月18日: ビューの定義の間違い修正
Fact_Acct_BS_JP_Vビューの品目カテゴリの『検索キー_名称』の表示において、品目カテゴリではなく品目マスタの名称が表示されるようになっていたのを修正しました。
2022年5月24日:【JPIERE-0550】勘定科目にグループキーを追加 Ver9
Fact_Acct_BS_JP_Vビューに下記のカラムを追加しました。
- JP_IF_Value … IF検索キー
- JP_Group1 … グループキー1
- JP_Group2 … グループキー2
- JP_Group3 … グループキー3
- JP_Group4 … グループキー4
- JP_Group5 … グループキー5
- JP_Group6 … グループキー6
2021年12月27日:【JPIERE-0521】仕訳帳に契約書と契約処理期間の追加
仕訳帳(Fact_Acctテーブル)に、JP_Contract_IDカラムとJP_ContractProcPeriod_IDカラムを追加した事に伴い、Fact_Acct_BS_JP_Vビューを一部変更しました。