支払伝票は、取引先への支払を記録する伝票で、支払理由となった伝票と結びつける事で消込管理する事ができます。消込管理されていない支払伝票は、会計的に考えると仮払金状態であり、例えば仕入請求伝票と結びつける事で、仮払金を取り崩して、その分買掛金を減額する事ができます。
そのため、支払伝票は仮払金残高を構成します。取引先別の仮払金の残高は会計側の機能で管理できていますが、その残高を構成している支払伝票を確認したい事はあると思います。この未消込の支払伝票チェックリスト(過去時点)を使用すると、ある時点(過去時点)における仮払金残高を構成している支払伝票の未消込金額を確認する事ができます。
未消込の支払伝票チェックリスト(過去時点)
抽出条件入力画面
◆過去時点[必須]
未消込金額を確認したい過去のある時点の日付を入力します。
◆組織
抽出する入金伝票を組織で制限したい場合に入力します。
◆アカウント
抽出する入金伝票をアカウント(≒銀行口座)で制限したい場合に入力します。
◆取引先
抽出する入金伝票を取引先で制限したい場合に入力します。
◆法人マスタ
抽出する入金伝票を法人マスタで制限したい場合に入力します。
◆会計スキーマ[必須]
金額の換算や勘定科目に関係します。
◆勘定科目
抽出する入金伝票を勘定科目で制限したい場合に入力します。
レポート表示
◆未消込金額(過去時点)
過去時点の日付における、未消込金額を表示します。ここに表示されている金額分、過去時点の仮払金残高を構成している事になります。
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