検索ウィンドウのプロセス実行後に、選択レコードがクリアされない不具合があるのですが、パッチがコミットされないため、先行してJPiereに反映させました。
このカスタマイズは、IDEMPIERE-3094 Infowindow:Previous recordSelectedData don't clear before process run が適用されたため、2018年4月10日にJPiereからいったん削除しましたが、再度、不具合が発見されたため、2018年6月21日に再度JPiereとしてパッチを作成しました。
->2022年10月24日に確認し、不具合は解決されたようなので、このカスタマイズはクローズしました。
カスタマイズ情報
2022年10月24日(ver9)
この不具合が解消されていた様子だったので、モディフィケーションしていたいInfoPanelクラスを、JPMSから削除しました。
2018年6月21日に追加
2018年6月17日の修正では、検索ウィンドウのページング処理の際に表示されているページ以外の選択データが含まれない不具合が発見されたため2018年6月17日の修正を削除し、プロセス実行後に、検索ウィンドウの選択情報をクリアする処理に修正しました。
2018年6月17日に追加
検索ウィンドウで選択ウィンドウで選択したデータに対してプロセスを実行した後で、選択したレコードが解除されない場合がある不具合を発見。
◆再現方法
・売上請求伝票の伝票ステータス一括更新(マニュアル)
->データを選択し、伝票ステータスを”確認中にする”にてプロセス実行する。
->実行済みデータのチェックを外して、別のデータを選択して実行すると、外したはずのデータがプロセスの実行対象に含まれてしまう。
- org.adempiere.webui.panel.InfoPanel
上記のクラスのgetSaveKeys()メソッドに、選択されていないデータがプロセスの対象に含まれないように判定分を追加しました。
2018年4月10日に削除
下記の部分のカスタマイズは、iDempiereに反映されているためJPiereでは2018年4月10日に削除しています。
- org.adempiere.webui.info.InfoWindow
@Override
protected void executeQuery() {
if (!isRequeryByRunSuccessProcess)//JPIERE-0366 & IDEMPIERE-3094
prepareTable();
super.executeQuery();
if (ClientInfo.maxHeight(ClientInfo.SMALL_HEIGHT-1) ||
ClientInfo.maxWidth(ClientInfo.SMALL_WIDTH-1)) {
layout.getNorth().setOpen(false);
LayoutUtils.addSclass("slide", layout.getNorth());
}
}