【JPIERE-0306】入金データとまとめ請求書の照合プロセス(デフォルト)

　入金データとまとめ請求書の照合プロセス(デフォルト)では、インポートした入金データの情報と照合した取引先マスタの情報をもとに、入金理由となったまとめ請求書を結びつけます。

　入金データとまとめ請求書の照合プロセス(デフォルト)は、入金データインポートスキーマに該当クラスの設定がない場合に呼び出されるプロセスです。この処理が業務に適応しない場合は、入金データインポートスキーマに独自のプロセスクラスを設定する事で、処理を自由にカスタマイズする事ができます。

入金データとまとめ請求書とのデフォルトの照合ロジックは次のような処理になります。

"入金データのアカウント"と"まとめ請求書の入金予定アカウント"が同じアカウントである。
まとめ請求書照合プロセスを実行する際に指定する入金予定日のFrom~toに該当するまとめ請求書。
入金データの取引金額とまとめ請求書の未回収金額に差異があり、差異許容金額内である場合、その差異は入金データインポートスキーマに設定されている料金タイプで料金タイプ処理金額として処理する。
入金データの取引金額(TrxAmt)と、まとめ請求書の未回収金額の差額が入金データインポートスキーマに設定されている差異許容金額(AcceptableDiffAmt)の範囲内かどうかチェック。範囲内であれば、入金データに該当するまとめ請求書として、入金データのまとめ請求書フィールドに代入。
入金データで照合した取引先と、まとめ請求書の取引先が同じ取引先である。
照合できたら照合済み(IsMatched)フラグをONにする。

カスタマイズ履歴

１つの入金データ取込内で、同じ取引先で同じ金額の明細があった場合に、１つのまとめ請求書が重複して選択される可能性があったため、そうならないように修正しました。