データ量が多くなってくると、一覧レポートの表示の際に、思わず大量データの表示を実施してしまい、システム的に負荷が高くなる事があります。そのような事を防ぐために、一覧レポートに表示するレコード数を制限できるようにしました。
レポートのビューの制限数フィールドに0より大きな数値を入力すると、一覧レポートのレコード数の表示が最大でその数値に制限されます。0は制限なしの意味になります。
カスタマイズ情報
Javaのクラス
org.compiere.print.DataEngine.java
カラムの追加
AD_ReportViewテーブルにJP_LimitCountカラム(リファレンスInteger)を追加
カスタマイズ履歴
2024年6月13日(v11):IDEMPIERE-6123Query in search window causing slowness and load spikes in the databaseの対応
iDempiereの標準機能でレポートに表示するレコードや表示時間の制限が追加されたので、それと機能がぶつからないように調整しました。
参考
2019年4月30日
レポートの表示件数を超えた場合に、その旨をレポートの最後に表示するように改修しました。