【JPIERE-0214】入金伝票の消込処理タブでの加入金消込処理の修正

 入金伝票子タブにある消込処理タブで過入金の処理をすると、過入金の金額と売上請求伝票の金額(債権残高)とを消込処理し、結果としてマイナスの債権残高になります。

 これはCompiereの頃からある仕様ではあるのですが、JPiereとしては、過入金分は仮受金として処理し、債権残高はマイナスにはならないようにするのが正しい処理だろうと考えています。

モディフィケーション箇所

org.compiere.model.MPayment

◆allocateIt()メソッド  

入金の場合は、消込処理する金額(Amount)が、未回収の金額より大きい場合は、未回収の金額(InvoiceAmt)を消込処理する金額として、未回収の金額より小さい場合は、そのまま消込処理する金額を、消込処理する金額として使用する。

支払いの場合も、基本的に同様の処理ロジックであるが、金額はマイナスを掛けた金額として処理する。

不具合修正

2019年10月2日

消込処理タブでの、消込処理において、マイナスの消込金額の時の処理に不具合があったので修正しました。

カスタマイズ情報

モディフィケーションクラス

  • org.compiere.model.MPayment

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