iDempiereに標準機能としてある、受注伝票から発注伝票作成プロセスを改良して、直送フラグがONの品目マスタの受注伝票明細からだけ発注伝票を作成するようにしました。
操作
"受注伝票から発注伝票作成(直送品目のみ)"プロセスを実行すると、実行条件に合致する受注伝票の情報と品目マスタの購買情報タブの情報を使用して、発注伝票を作成します。
プロセスの実行条件入力画面
◆注文日付(Date Ordered)
注文日付を指定して、受注伝票から発注伝票を作成する対象となる受注伝票を絞り込む事ができます。
◆取引先(Business Partner)
取引先を指定して、受注伝票から発注伝票を作成する対象となる受注伝票を絞り込む事ができます。
◆仕入先(Vendor)
品目マスタの購買情報タブに設定されている仕入先を指定して、受注伝票から発注伝票を作成する対象となる受注伝票を絞り込む事ができます。
◆受注伝票(Order)
受注伝票を指定して、受注伝票から発注伝票を作成する対象となる受注伝票を絞り込む事ができます。
【補足説明】受注伝票ウィンドウから受注伝票から発注伝票作成(直送品目のみ)の実行
JPiereで用意している受注伝票ウィンドウから受注伝票から発注伝票作成(直送品目のみ)のプロセスを実行する事もできます。伝票ステータスが完成の状態の受注伝票であれば、プロセスアイコンから実行する事ができます。
プロセスの処理フロー
【補足説明】品目マスタの購買情報タブを入力して下さい。
受注伝票から発注伝票作成(直送品目のみ)のプロセスの処理対象とした品目マスタは、購買情報タブの情報を入力して下さい。購買情報タブが入力されていない品目マスタは、直送フラグをONにしても処理の対象となりません。
カスタマイズ情報
追加クラス
- jpiere.base.plugin.org.adempiere.process.OrderPOCreateOnlyDropshipProduct
更新情報
2018年6月8日
- プロセスの実行条件に、伝票タイプを選択できるようにしました。