在庫評価日において、在庫管理上の在庫数量と財務会計上の在庫数量との差異をチェックするためのレポートです。例えば、財務会計上は基本的には売上の計上タイミングで在庫数量を減らす必要がありますが、在庫管理上は倉庫より搬出したら在庫を減らしたいなどの要望がある場合、在庫数量を減らすタイミングは常に同じ日付になるとは限りません。そのような場合にこのレポートを使用して、在庫評価日における在庫管理上の在庫数量と財務会計上の在庫数量の差異要因となっている入出荷確認伝票の明細を一覧表示し、確認する事ができます。
会計期間を跨ぐ入出荷伝票チェックリスト
レポート条件入力画面
レポート出力イメージ
カスタマイズ情報
データベースオブジェクト
◆ビュー:JP_InOutTransaction
M_InOutLineを中心に、M_inOut、M_Transaction、C_DocTypeを内部結合したビュー
◆テーブル:T_InOutTransactionJP
レポート表示データ一時格納用テーブル
Javaのクラス
◆jpiere.base.plugin.org.adempiere.process.DiffQtyLogiAndAcct
レポート表示用プロセス
関連するコンテンツ
カスタマイズ履歴
2020年7月27日:PostgreSQL - To_Date()関数の引数チェックの厳格化への対応
PostgreSQL10よりTo_Date()関数の引数のチェックが厳格化された事によりjpiere.base.plugin.org.adempiere.process.DiffQtyLogiAndAcctクラスをメンテナンスしました。
参照:https://www.ashisuto.co.jp/db_blog/article/201712-postgresql10-upgrade.html