転記日付で指定した日の出納帳の残高をアカウント別に一覧表示します。残高は転記日付までの仕訳データを合計しています。そのため伝票ステータスが完成で転記済みになっている出納帳のデータが合計対象となり、それ以外のデータは合計値には含まれていません。
レポートを表示するために
勘定科目エレメントの設定
勘定科目エレメントはアカウント毎に作成されている前提です。
そして銀行資産科目(B_Asset_Acct)に設定されている勘定科目エレメントの設定が、銀行口座フラグがONで、アカウントフィールドに、該当アカウントが設定されている必要があります。
出納帳の入力
アカウントの残高の増減に係る取引は出納帳にすべて記帳されている前提です。
そして、アカウントに設定されている通貨と、出納帳に記帳される通貨は同じ通貨である事が前提です。
技術情報
PostgreSQLに次のテーブルとファンクションを追加しています。
- T_BankAccount_Balance_JP(テーブル)
- JP_BankAccount_Balance(ファンクション)
更新履歴
2022年7月5日(v9) Rateのバーチャルカラムの不具合修正
会計通貨残高÷取引通貨残高によりレート(Rate)を計算しているバーチャルカラムの設定において、0で割ってしまう不具合がありましたので、修正しました。
◆変更前
◆変更後
2017年4月20日
会計通貨残高÷取引通貨残高によりレート(Rate)を表示できるようにしました。レートはバーチャルカラムで計算して表示しています。そして、バーチャルカラムで計算させるために、プロセスインスタンスIDとアカウント、取引通貨でユニークインデックスを付与しています。