iDempiere9から、安全なアクセスのためにSSL/TLS(https://)を使用する必要があります。SSL/TLS(https://)を使用せずに「http://」で直接アクセスするとエラーになります。
iDempiereでは、インストール時(デプロイ時)に、自己証明(※オレオレ証明)で、SSL/TLSでアクセスできるようになっています。そのため開発などでローカル環境でiDempiereを起動している場合などにおいては、httpからhttpsに変更するだけで、アクセス可能です。
クロムでの警告表示
自己証明でhttpsでアクセスすると、ブラウザが警告を表示しますが、特に問題ありませんので、そのままアクセスして下さい。
ロードバランス(負荷分散)している場合
大規模案件で、iDempiereサーバーを複数台設置し、ロードバランサ―を前面に立てて負荷分散している場合、ロードバランサーとなっているサーバーからiDempiereへのサーバーへは、「X-Forwarded-Proto」を使用する事でアクセス可能になるという事です。
補足
本番環境などでは、第3者が認証したサーバー証明書を使用して下さい。第3者に認証してもらうには通常は有料となりますが、下記のサイトで無料で発行してもらう事も可能です。
【2024年2月21日追記】httpでのアクセスの復帰
iDempiere10では下記のチケットでhttpでのアクセスを復帰させています。
こちらはロードバランスするための配慮の様子です。
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