システムコンフィグ設定のひとつに、ZK_REPORT_ONLY_PRINTFORMAT_LINKEDTO_REPORTVIEW というのがあります。
このコンテンツでは、ZK_REPORT_ONLY_PRINTFORMAT_LINKEDについて調査及び研究し、その成果をまとめています。
ZK_REPORT_ONLY_PRINTFORMAT_LINKEDTO_REPORTVIEW
ZK_REPORT_ONLY_PRINTFORMAT_LINKEDTO_REPORTVIEWは、レポートの抽出条件において、選択する印刷書式を、テーブルに紐づく印刷書式だけにするのか、レポートビューにも紐づいている必要があるのか制御する事ができます。
"N"にした場合
ZK_REPORT_ONLY_PRINTFORMAT_LINKEDTO_REPORTVIEWのiDempiereの初期値は"N"です。"N"の場合、レポートの抽出条件の下部にある、印刷書式の選択リストには、テーブルで制限された印刷書式が表示されます。
ここで、テーブルで制限された印刷書式とは、印刷書式のテーブルフィールドの事です。
レポートの抽出条件を入力する画面を作成する時に、表示するレポートと対応するテーブルに結びついている印刷書式が表示されます。
【ポイント】"N"にした場合のポイント
1つのテーブル(DBのビューも含む)から、複数の一覧レポートを作成している場合など、同じテーブルを使用している他の一覧レポートの印刷書式も表示される事になります。
"Y"にした場合
ZK_REPORT_ONLY_PRINTFORMAT_LINKEDTO_REPORTVIEW を"Y"にした場合、レポートの抽出条件入力画面の下部に表示される印刷書式は、テーブルとレポートビューで制限された印刷書式だけが表示されます。
ここで、テーブルとレポートビューで制限された印刷書式とは、印刷書式のテーブルフィールドとレポートビューフィールドの事です。
レポートの抽出条件を入力する画面を作成する時に、表示するレポートと対応するテーブルとレポートビューの両方に結びついている印刷書式が表示されます。
【ポイント】"Y"にした場合のポイント
1つのテーブル(DBのビューも含む)から、複数の一覧レポートを作成している場合など、同じテーブルを使用している他の一覧レポートの印刷書式は表示されません。
【補足説明】JPiereの初期値は"Y"
ZK_REPORT_ONLY_PRINTFORMAT_LINKEDTO_REPORTVIEWのiDempiereの初期値は、"N"ですが、JPiereでは"Y"が使いやすいと思いますので、"Y"にしたいと思います!
実装箇所
ZK_REPORT_ONLY_PRINTFORMAT_LINKEDTO_REPORTVIEW は、AbstractProcessDialogクラスのlistPrintFormat()メソッドで使用されています。