全銀協データ(FBデータ)を作成する場合、"支払データ-印刷/エクスポート"のメニューを使用します。その際に、まとめ払いのデータを選択する必要がありますが、標準機能の検索ウィンドウでは、少し使い難く所があります。そこでJPiereでは、まとめ払い検索ウィンドウをカスタマイズし使いやすくしました。
カスタマイズ前
iDempiereの標準機能の支払データ-印刷/エクスポートの"まとめ払い"のデータを検索する検索ウィンドウは、次のように名称と説明だけの検索項目で、検索結果が古い順に表示されるというもので少々使い難いです。
カスタマイズ後
検索項目を追加し、表示される情報にアカウントを加えるなど実施し、より使いやすく業務処理に間違いが起きないように配慮しました。
検索ウィンドウ:JP Pay Selection(まとめ払い検索)
【検索ウィンドウタブ】
- テーブル:C_PaySelection
- SQL FROM句:C_PaySelection a
- SQL ORDER BY句:a.PayDate DESC
【検索ウィンドウカラムタブ】
- Name
- C_BankAccount_ID
- PayDate
- Description
- TotalAmt
- AD_Org_ID
リファレンス:JP C_PaySelection(まとめ払い選択)
- テーブル:C_PaySelection
- キーカラム:C_PaySelection_ID
- 表示カラム:Name
- 検索ウィンドウ:まとめ払い
テーブルとカラム
- C_PaySelectionChecktテーブルのC_PaySelection_ID(カラムID=7670)のリファレンスをTable DirectからTableに変更。リファレンスにJP_PaySelectionを設定。