以前から確認したかった事を、ようやく確認する事ができました。Compiereの頃はデータベースがOracleしか選択肢が無かったので、ちょっと複雑なレポートを作成するのに、PL/SQLを使用して開発していました。もちろんJavaでも開発できるのですが、PL/SQLを活用する事で、Javaをコンパイルしたり、インストールパッケージを作成する必要が無く、パフォーマンス的にもデータベース内部での処理になり、より好ましいので、出来る限りPL/SQLを活用していました。
iDempiereに取り組むようになってから、データベースがPostgreSQLが中心となり、ちょっと複雑なレポートの開発はJavaで行っていたのですが、PL/pgSQLでも、OracleのPL/SQLと同様にレポート開発ができるのではないかと、ずっと確認したいと思っていました。
この2年にわたり確認したいと思っていて、ようやく確認する事ができました。転記日付で指定した日の出納帳の残高をアカウント別に一覧表示するレポートをPL/pgSQLで作成してみたところ、思った通りできました。
iDempiereは、Viewができれば、基本的にはパラメータ設定だけで簡単にレポートが作成できますが、なかにはViewでは作成が難しいレポートもあります。そのようなレポートは、Javaで開発する事もできますが、DBがOracleであればPL/SQLで、PostgreSQLであればPL/pgSQLでも開発する事もできます。