【iDempiere Lab】レポートの初期表示形式の指定

 オープンソースのERP Compiere Distributionは、データ入力・更新を行う画面系(ウィンドウ・フォーム)と、データの一括更新を行うバッチ系(プロセス)と、データを画面に表示して確認する帳票系(レポート)の3つの機能を中心として構成されている業務管理アプリケーションです。

 今日は、その3つの機能のうち、iDempiereアイデンピエレ)のレポートの表示形式に着目して、調査及び研究したいと思います。

 iDempiereでは、レポートの表示形式として、"HTML"、"PDF"、"XLS(エクセル)"の3つの形式を選択する事ができるようになっています。

iDempiereのレポート表示形式の選択
iDempiereのレポート表示形式の選択

 このレポート表示形式は、システムコンフィグ設定で初期値を指定する事ができます。

ZK_REPORT_TABLE_OUTPUT_TYPE

 Web-UIで"一覧レポート"を表示する際に、最初に表示する形式を"PDF"、"HTML"、"XLS"から選択する事ができます。

ZK_REPORT_FORM_OUTPUT_TYPE

 Web-UIで"定型レポート"を表示する際に、最初に表示する形式を"PDF"、"HTML"、"XLS"から選択する事ができます。

【補足説明】iDempiereのレポートデータのダウンロード形式

 レポートの表示形式としては、"HTML"、"PDF"、"XLS"の3つですが、そのレポートからデータをダウンロードする形式としては、次の8つを選択する事ができます。

 Postscript / XML / PDF / CSV(カンマ区切り) / SSV(セミコロン区切り) / XLS / HTML / テキスト /

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