昨日(2014/9/2)の研究日誌「市区町村データインポートプラグイン」で、市区町村データインポートのプラグインを公開したので、せっかくですから、インポートした市区町村(City)マスタの使い方も説明しておきたいと思います。
住所入力時に使用する
市区町村のマスタなので、当然住所などの場所を表す情報を入力する際に使用します。しかし、この使用方法が、機能としては良いのですが、少し癖があります。はじめて住所入力する際には、みなさん戸惑うのではないかと思いますので、そのような事が無いように説明しておきたいというのが今回の研究日誌の趣旨です。
住所入力フィールド
通常、住所を入力する際には、住所入力フィールドの右端にあるアイコンをクリックして、住所入力のポップアップウィンドウを表示させます。
住所入力フィールド右端のアイコンをクリックすると、左のポップアップウィンドウが表示されます。
国名、郵便番号、都道府県と順番に入力し、市区町村を選択しようとすると…あれれ、市区町村データをインポートしたはずなのに表示されない…という事に遭遇すると思います。
実はこの市区町村マスタを選択入力させるフィールドは"Googleサジェスト"のような機能になっており、直接入力すると前方一致検索されて、候補となる市区町村マスタが表示されるようになっています。
最初の一言を入力すると、前方一致で該当する市区町村のマスタデータがリスト表示されます。
あとは、通常のリスト表示と同様に選択するだけです。
この動作が予め分かっていれば、便利な機能なのですが、わからないと戸惑うってしまうかなと思います。
ちなみに、都道府県を選択しないと、日本全国の市区町村が前方一致検索の対象になります。
ちなみに、このポップアップウィンドウの市区町村マスタの入力フィールドでは、市区町村マスタが登録されていない場合に備えて、フリー入力する事もできます。しかし、フリー入力してしまうと、当然ながら市区町村のマスタ設定がされていないデータになります。データ分析の際には好ましくないかと思いますので、後からでも市区町村マスタを登録して、データをメンテナンスしていく事をおススメ致します。