出荷納品伝票作成(プロセス)
条件に合致した受注伝票をもとに出荷納品伝票を作成するプロセスです。
実行条件
◆組織倉庫(必須入力)
ここで選択した組織倉庫が受注伝票明細の組織倉庫フィールドに設定されている受注伝票を処理の対象とします。
◆移動日付
ここで入力した移動日付で、出荷納品伝票を作成します。任意入力であり、ここの入力が無い場合には、ログイン時に選択した日付となります。ログイン時に日付が選択されていなかった場合には、システムの日付になります。
◆取引先
処理の対象が、ここで入力した取引先が入力されている受注伝票に制限されます。
◆納品予定日
処理の対象が、ここで入力した納品予定日以前の日付が入力されている受注伝票に制限されます。
◆未完成の出荷納品伝票を考慮しない
受注伝票から出荷納品伝票を作成する際に、既に作成されている未完成の出荷納品伝票の情報を考慮するかどうか選択します。考慮する場合にはOFFにして下さい。基本的にOFFにする事を推奨します。
処理概要
◆Step1:受注伝票の抽出
出荷納品伝票を作成する対象となる受注伝票を抽出します。
【抽出条件】
- 伝票ステータスが”完成”の受注伝票 かつ
- 伝票タイプのベース伝票タイプが”SOO”で、サブ受発注伝票タイプが”ON(見積(引当なし))”,‘OB(見積(引当あり))’,‘WR(POS受発注)’のいずれでもない受注伝票 かつ
- 直送ではない受注伝票 かつ
- 出荷ルールが”M(オペレーション処理による出荷)”ではない受注伝票、かつ
- 受注伝票明細の倉庫が、実行条件で選択入力されている倉庫がある受注伝票 かつ
- 未出荷数量が0ではない(注文数量と出荷済数量が同数ではない)受注伝票明細がある受注伝票。
(オプション)
- 実行条件で取引先の入力がある場合には、その取引先が入力されている受注伝票。 実行条件で納品予定日の入力がある場合には、その納品予定日より以前の納品予定日が入力されている受注伝票明細がある受注伝票。
◆Step2:受注伝票明細の抽出
Step1の処理で抽出した受注伝票の1枚ずつ処理の対象となる受注伝票明細を抽出します。
【抽出条件】
- 実行条件で選択入力されている倉庫が入力されている受注伝票明細。
- 受注伝票の出荷ルールが強制出荷(F)ではない場合、品目マスタの入力が無い受注伝票明細と、品目マスタの入力があっても、品目マスタの自動で”出荷納品伝票を作成しない(IsExcludeAutoDelivery)”フラグがONの受注伝票明細は処理の対象から除外します。
- “未完成の出荷納品伝票を考慮しない”フラグがOFFの場合、伝票ステータスが’DR(ドラフト)’か’IN(無効)‘、’IP(確認中)‘、’WC(確認待ち)‘)の出荷納品伝票が作成されてり受注伝票明細は処理の対象から除外します。
(オプション)
- 実行条件で納品予定日の入力がある場合には、その納品予定日より以前の納品予定日が入力されている受注伝票明細もしくは納品予定日の入力がされていない受注伝票明細。
◆Step3:出荷納品伝票作成
受注伝票の出荷ルールに従って、出荷納品伝票明細を作成して行きます。