Amazon Web Service(AWS) の EC2(Elastic Compute Cloud)上に、Ubuntuサーバーを構築しADempiere(アデンピエレ)をインストールし動かすまでを紹介します。
サーバーの準備
AWSのアカウント作成
まずはAWSのアカウントを作成します。AWSのアカウントを作成するためにはクレジットカード情報が必要になります。詳しくはAWSのサイトを参考にして手続きして下さい。
Ubuntuサーバーのインスタンスを作成する
クライアントの準備
PuTTY(パティ)のインストール
PuTTY(パティ)はUbuntuサーバーを遠隔操作するために使用するツールです。
PuTTY ごった煮版をダウンロードしインストールします。
PuTTYのインストール自体は非常に簡単で迷うことは無いと思いますが、秘密キーの設定に少しくせがあるので書いておきます。Puttyをインストールすると、PuTTYgen(PuTTY鍵生成)というアプリケーションもインストールされます。それを使用してAWSで生成された○○○.pemファイルを△△△.ppkファイルに変換する必要があります。
WinSCPのインストール
WinSCPは、Ubuntuサーバーにファイルを転送するために使用するツールです。
VNC Viewerのインストール
VNC ViewewはUbuntuサーバーをリモートデスクトップの機能を使用して操作するためのツールです。
Ubuntuサーバーにデスクトップ環境を構築する。
UbuntuサーバーにはGUIは用意されていません。
ADempiereのインストールはGUIを使用するのでデスクトップ環境を構築する必要があります。
ですので、まずはUbuntuサーバーにデスクトップ環境を構築します。
# apt-get update # apt-get -y install ubuntu-desktop